数あるプログラミング言語の中でも近年屈指の人気を誇るPythonのおすすめ本を紹介します。
当ブログでもPythonを使ったゲーム開発に関する記事を投稿していますが、本来はAIなどの機械学習がメインの言語です。
何といってもシンプルな構造になっているので、プログラミング初心者の方でも習得しやすいのが特徴の1つです。
UdemyでおすすめのPythonコースについても紹介していますが、まずは本を使って独学で学んでみたい!という方に参考にしてもらえると思います。
【2024年】Pythonが学べるおすすめの本8選!
Pythonは特に人気の高いプログラミング言語となっているので、古い情報が掲載されている本より、比較的最近出版されている本を購入することをおすすめします。
①独習Python
独習シリーズのPythonバージョンになります。
こちらの入門書は、プログラミング始めたての初心者の方におすすめな良書です。
1つ1つの解説が丁寧に行われているので、正に初心者に対する教科書といった印象を受けます。
内容自体はそこまで初心者向けの内容ではありませんが、丁寧な説明によって理解しやすいと思いますし、分かりやすい解説を求めている人に最適な本だと思います。
今後のAI開発に必要なPythonの基本的な知識がまとめられていますので、ボリューム満点なこちらの本を手にとってみては如何でしょうか。
②Python実践データ分析100本ノック
こちらの本は、Pythonの中でもデータ分析に特化した内容になります。
データ分析について詳しく知りたいという方におすすめの本です。
実践と書いているだけあって内容が難しいんじゃないのかと思われがちですが、蓋を開けるとそこまで高レベルな内容ではないと思います。
実際の現場で使うような技術についても多少書かれているので、本格的にデータサイエンティストを目指している人は第一歩としてチェックしてみると良いでしょう。
③スッキリわかるPython入門 スッキリわかるシリーズ
0からPythonについて学んでみたい初心者向けの入門書です。
こちらも丁寧な解説を意識しているため、非常に理解しやすいのがポイントです。
環境のインストール方法などは、参考URLが本に記載されているだけなんですが、定期的に行われるソフトのアップデート情報などはそのWebページで随時更新されているので、いかにプログラミング本編に注力しているかが分かります。
関数の使い方をメインに取り扱っているので、特に関数について苦手意識がある人にも良いですね。
④独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
タイトルに「Python」と入っていますが、Pythonに限らずプログラミング全般に関する知識をこの本で学習しようというスタンスです。
ですから、プログラミングで出来ることやプログラミングの楽しさについて理解することから始まり、今後本格的にもっとプログラミングについて学んでみたいという道標的な入門書です。
もちろん、Pythonの基礎知識に関しても広く浅くといったイメージですがコンパクトにまとまっているので、プログラミング未経験者レベルの方におすすめと言えます。
⑤Pythonで儲かるAIをつくる
AIを駆使してどのようにビジネスに繋がっていくのかが理解出来る本となっています。
タイトルに惹かれて気になる方が多いと思いますが、内容は非常にためになるもので、AIによるデータ分析をどのように活かしていくのかを具体的に解説しています。
本の中で書かれているコードに関しても、何を行っているのか説明が丁寧にされているので、機械学習について重点的に学びたい方に最適な良書になります。
AIについて、枠組みだけでも知りたい方にもとても参考になる本ですよ。
⑥Pythonで作って学べる ゲームのアルゴリズム入門
Pythonを使ってゲームを作ってみたい方におすすめの入門書です。
これまでに紹介してきた本は、機械学習に特化したものばかりでしたが、Pythonはゲーム開発にも利用できる言語なので、Pythonで作るゲームのアルゴリズムを学びたい方におすすめです。
Pythonのゲーム開発系の本は数種類ありますが、こちらの本がソースコードの解説も丁寧にされていて尚且つ最近出版されたばかりの本ですので、初心者の方に最適だと思います。
⑦ゲームセンターあらしと学ぶ プログラミング入門 まんが版こんにちはPython
漫画形式でPythonの基礎を身に付けたい方におすすめするのがこちらの本です。
漫画形式なので非常にわかりやすいのがメリットですが、情報量が少ないことがデメリットだと思います。
ゲームセンターあらしファンなら懐かしく感じると思いますし、楽しく読めるとは思いますが、本格的にPythonについて学びたい場合にはやはり他の入門書を手に取ったほうがよろしいと思いますね。
⑧Python[完全]入門
完全入門となっていますが、入門書というよりは参考書や技術書という印象が強い内容となっています。
これまでに紹介してきた入門書等を一通りマスターした後にこの本を読むと丁度良いんじゃないかと思いますね。
統合開発環境も幅広く紹介していますが、逆に情報量が豊富すぎて読者にとってはどれを選べば良いのか悩んでしまうかもしれません。
ですので、ある程度Pythonについて知識を習得した中級者向けの本だと思います。
Kindle UnlimitedでPythonを学ぶ
これまで紹介してきたおすすめの本ですが、どれも決して特別安い価格ではありませんね。
そんな時におすすめなのがAmazonが提供しているKindle Unlimitedです。
基本月額980円ですが、初めて利用の場合は30日間の無料体験を受けられます。会員になると200万冊以上の本が読み放題です。
全てではありませんが、Kindle Unlimitedの対象となっているPythonの入門書もありますので、無料で入門書を読み漁りたい場合にはKindle Unlimitedを利用した方がお得と言えます。
UdemyでPythonを学ぶ
オンラインの動画形式でPythonについて学びたい場合はUdemyがおすすめです。
UdemyにはPythonのスキルを身に付けられるさまざまなコースが用意されています。
初心者にも最適なオススメコースについては、以下にまとめているので参考にしてもらえればと思います。
まとめ
今回は、Pythonのおすすめ本についてまとめました。
ラインアップを見ると分かる通り、一概にPythonと言ってもさまざまな用途があります。
まずは、Pythonを使って何を開発したいのかを踏まえた上で、入門書を選ぶようにしましょう。
機械学習やデータサイエンスに強いPythonですが、それら以外の開発にも利用されるなど幅広く利用できるのが特徴ですので、今後もPythonの将来性は非常に明るいと言えるでしょう。