【Unity】「Retro Horror Template」の紹介

レトロなホラーゲームを作りたい場合に、超おすすめのアセットがありますので紹介しておきたいと思います。

その名も「Retro Horror Template」というアセットです。

昔のPSXや64向けに作られていたホラーゲームを意識したいと思っている方には最適ですので、是非参考にしてもらえればと思います。

【Unity】「Retro Horror Template」の紹介

本格的なレトロゲームが作れるフレームワークという感じなんですけど、とても多機能となっており良い意味で価格と見合ってないといった印象です。

ただ、デフォルトではURP及びHDRPへの互換性がありませんので注意してください。

Retro Horror Templateの主な機能について

  • 固定カメラシステム
  • システムのセーブ&ロード
  • クロスシーンドア
  • 在庫システム
  • キーボード/ゲームパッドのサポート
  • 文書の閲覧
  • マッピングシステムとエディター

いくつか紹介していますが、まだまだ他にもあります(アセットストアのページを参照)

このように、ホラーゲームには欠かせない機能が含まれているので、まさにホラーゲーム開発のためのフレームワークといった内容ですね。

デモシーン

デモシーンを実行すると分かりますが、実際にホラーゲームをプレイしている感覚になれます。

アセットを購入しつつも、ホラーゲーム自体を買ったんじゃないのかと言わんばかりのクオリティです。

こちらが実際にエディター上でデモシーンを実行した様子ですけど、見た目がとてもレトロな感じで昔のゲームを遊んでいる感覚になりますね。

アイテム画面も一昔前といったデザインで、細かい所まで丁寧に作られています。

シーンの作成

このホラーエンジンを使ってオリジナルのゲームを作っていくことになると思いますが、まずはシーンを作成します。

シーン作り

「File」→「New Scene」を開くと「Horror Engine Empty Scene」が入っていると思うのでこちらをクリックします。

このシーンがいわゆるホラーゲームを開発するためのテンプレートのようなものです。

ゲームを実行すると、デモシーンで登場していたプレイヤーが出現して自由に動き回れる状態になっています。

以降の具体的な使い方については、Youtubeのチュートリアルを見るか、ドキュメントを確認すると良いと思います。

これまでに紹介してきたテンプレート系アセットの中では、間違いなく上位にランクインする優秀なアセットだと感じましたので、レトロなホラーゲームを開発したい場合には是非チェックしてみると良いでしょう。