ゲーミングチェアと聞くと、eスポーツなどプロゲーマーが使うイメージが湧くと思いますが、私のようにパソコンでプログラミングを行ったり、ブログを更新したりしているとかなりの時間を椅子の上で過ごすことになります。
ですから、プロゲーマー限定の椅子ってわけじゃないんですよね。デスクワークなどで長い時間椅子を使用する場合には、作業用の最適な椅子としてゲーミングチェアってとても有効です。
私も、これまで普通の椅子を使っていたんですが、ずっと座ってると首や腰に負担が掛かるので、最近GTRACING GT002モデルのゲーミングチェアを購入してみました。
GTRACING GT002のレビュー
購入目的はプログラミング時の体への負担を減らす為(たまにゲームもする)
私がGTRACINGのGT002を購入した理由は、プログラミング作業を行う際に体への負担を軽減するためです。
ゲーミングチェアと言っても、様々なメーカーが存在しますし、目的に応じて購入するべきゲーミングチェアは異なってくると思います。
一番良いのは、自分で実際にお店に足を運んで座ってみることです。人の体格も男女で異なりますしその人にふさわしいゲーミングチェアを本気で探すのであれば、やはり実際の商品に触れるべきでしょうね。
GTRACING GT002の組み立て
ちなみに、私はAmazonプライム会員ということもあり最終的にAmazonで購入しました。
購入してから3日後に自宅に到着。
ゲーミングチェアをAmazonから購入する場合は、既に椅子の形をした完成形ではなく分解された部品が大きな段ボール箱に入っている状態で届きます。
しかし、この箱が物凄く大きい。家の中に運び込むだけでかなりの重労働と言えます。本体重量が約22.18kgなわけですからそりゃ当然重いですよね。
開封すると、子供の頃に作ったプラモデルを彷彿とさせるような部品の数です。
説明書は見開き1ページで非常にシンプルです。この説明書には組み立ては2人以上で行うことを推奨みたいな事が書かれていましたが、私1人しかいませんでしたので、1人でなんとか頑張ってみることにしました。
一応Amazonのレビューを見る限り、1人でも十分作ることは可能と書いてあったので、まぁ何とかなるだろうと高を括りながら進めていきます。
まず、一番最初に確認するべき事として、しっかり全ての部品が箱の中に入っているかです。
説明書に、含まれている部品がイラストとして描かれているので、まずはそのチェックから始めるようにします。部品の数が多いので心配していましたが、無事に全ての部品を確認出来ました。
まずは、椅子の脚となる部分から作ります。ローラーが付いているので移動は簡単ですね。
後は、上体部分を説明書に従ってパーツを組み合わせながら専用のネジで止めていきます。
レンチも用意されているので、別途で工具を用意する必要がなく助かりました。
また、予備用のネジも含まれているのでこの辺は安心です。
この上体部分を組み立てる作業が、一番体力を使う工程かと思います。部品を持った状態でネジ止めしないといけない場所もあり、女性1人だとかなり苦戦するかと思われます。
ですから、ここからの作業は出来ることなら2人以上で行う事が理想だと思いますね。
私も、普段からあまり運動しないほうでして凄く息が荒くなってしまいました。画像を見ても分かると思いますが、結構ネジの数が多いんです。このような組み立てに慣れている人ならすんなりネジ止め出来るんだろうなぁとか考えながら黙々と進めていきます。
後、サイドカバーにはめる黒いキャップがあるんですが、これがなかなか力が必要で綺麗にはまらず大変でした。見た目に多少影響があるかもしれませんが、必ずはめる必要はなさそうに思えます。
上部が出来たら、椅子の脚に合体させて完成です。
画像だと分かりにくいですが、想像以上に大きいです。ですから、身長が低い人にはあまり向いてないかもしれません。
私の場合ですけど、開封してから完成するまでの作業時間は約40分ぐらいでした。
座り心地は個人的にGood!
40分の作業で疲労した自分の体を労わるかのように、早速座って休憩することにしました。
これまで座っていた椅子には、サイドアームが付いていなかったので辛かったんですけど、GT002にはサイドアームも付いており、肘を掛けてリラックス出来るのが個人的に良いですね。
また、約165°まで背もたれのリクライニングが可能ですので、椅子の上でくつろぎたい時は背もたれをお好みの位置まで倒すと良いです。ただし、歯医者の椅子のように足置きの部分はありませんので、思いっきりくつろぎたいなら別途用意する必要があるかもです。
私としては、リラックスというより作業用として利用出来れば良いので十分でした。
組み立て時の注意点
①2人以上での組み立てがおすすめ
私は1人で完成させましたが、やはり説明書に書いてある通り2人以上で組み立てるのが望ましいと思います。特に女性の場合は尚更です。
重いパーツを組み合わせる際は、腰に負担がかかることもあるので、作業を1人で行う中で体を痛めてしまっては、本末転倒ですので腰痛持ちなどの方は誰かに手伝ってもらうべきでしょう。
②段ボールやビニール袋が非常に多いので後始末が大変
本体を包む大きな段ボールもさることながら、その中にもたくさんの段ボールや部品を包んでいるビニールがあるので、作業場がごちゃごちゃすることが想定されます。
ですから、周りがある程度ごちゃごちゃしても問題ない環境で作業することをおすすめします。
床の場合は運が悪いと傷をつけてしまう恐れがあるので、下に段ボール等を敷いて作業すると尚良いと思います。
各段ボールも大きかったので、作業後は小さく切ってまとめてゴミに出しましたね。
③新品独特の臭いがする
段ボールを開封した際に、新品によくある独特のイヤな臭いがしました。
ゲーミングチェアを完成させた今はなんともありませんが、臭いが気になる方は組み立ての開封時に窓を開けるなどの対策をとると良いと思います。
GTRACING GT002はどんな人におすすめか
- コスパ重視の人
- 身長が高い人
- リラックス目的よりは作業用目的
GTRACINGシリーズは、AKRACINGやDXRACERに比べて非常に安い事が特徴の1つです。コスパを重視したい人にはおすすめですね。
高さに関しては、アジア人向けの高さと紹介ページでも書かれているように、身長が高い人のほうがフィットすると思います。
購入する目的は各々異なると思いますが、本気でリラックスしたいと思うのであれば正直AKRACINGのほうが良いでしょう。AKRACINGは5万円ほどの価格となりますが、座り心地に関してはGTRACINGを圧倒します。
プロゲーマーのように、毎日何時間もゲームの練習をするなど、まさにプロ仕様の規格となりますので、プロゲーマーを目指すような人にはAKRACINGがおすすめです。
もちろん、GTRACINGも「ゲーミングチェア」ですので、ある程度クッション性について妥協出来るのであればGTRACINGを選択することも悪くないと思います。
まとめ
私はプログラミング作業を目的として購入しましたが、Steamなどのゲームも結構プレイするので、ゲーミングチェアとしてGTRACING GT002を愛用しています。
正しい姿勢をサポートしてくれるので、体の負担を軽減してくれますし、プログラミング作業に集中出来るようになりましたね。
デスクワークを行うにあたって、しっかりとした環境を作る事で、快適に作業を行えるようになるので、椅子との付き合いが長い人は是非購入してみると良いと思います。