これまで制作してきたフルーツキャッチゲームですが、雛形としてほぼ完成しています。
これまで私が作ってきたゲームの仕様だと、毎ステージにクリア条件を用意しているので、ステージをクリアする度に新しいステージが必要になってきます。
レベルデザインをどのようにしたいのかはみなさんのセンス次第だと思いますが、新ステージを作る際の考え方について紹介しておきます。
新ステージの作り方について
まずは、最初のステージを振り返ってみましょう。
こちらがステージ1でしたね。
正方形の床の上でUnityちゃんがフルーツをキャッチするという非常にシンプルなステージです。
ステージが進むにつれて徐々に難しくする必要がありますよね。
難しくできる要素を箇条書きで挙げてみます。
- 制限時間を変更する
- クリア条件の得点を変更する
- 床の形状を変える
- 取得するとマイナスになるアイテムを用意する
- フルーツの数を増やす
- カメラを追従カメラに変更する
このように、レベルデザインに関する要素がたくさんあります。
これらの選択肢の中から次のステージにふさわしいと思うものを選ぶようにします。
今回は例として、床の形状の変更と追従カメラの実装を試してみます。
床の形状を変えた新ステージを作る
まずは、ステージ1のシーンを複製しておきましょう。
流石に0から作り直すのはとても大変なので、複製して変更を加えた方が早いです。
シーンを選択してメニューバーから「Edit」→「Duplicate」で複製可能です。
新しいシーン名を「Stage2」等分かりやすい名前に変えておきましょう。
元々1つしかなかったTerrainを削除して、新たに作成した長方形のTerrainやPlaneを繋ぎ合わせてみました。真ん中に穴を作り、そこに落ちてもゲームオーバーとなります。
Unityちゃんは、ジャンプ可能ですので、真ん中に降ってくるフルーツも取得できないわけではありません。ただし、操作ミスしたらアウトって感じですね。
これだけでも難しさがアップしたと思います。
メインカメラを追従カメラに変更
次は、追従カメラに変更してみます。
難易度的には未知数なので、追従カメラにして実際にプレイしてみるのが一番です。
というわけで「Main Camera」を削除します。
次に、スタンダードアセットの「MultipurposeCameraRig」をヒエラルキーウィンドウにドラッグ&ドロップします。
MultipurposeCameraRigのTargetにUnityちゃんをアタッチします。
ゲームを実行してみます。
固定カメラの時とフルーツの見え方が全然違いますね
ただ、個人的にはちょっと酔いそうな気がする・・・。個人差がありますかね。
違和感があるのはステージが狭いからかな。大草原みたいな広いステージだとこのような追従スタイルが合うのかもしれません。
まとめ
今回は、例としてステージの作り方を紹介しました。
ほんの一例ですが、新ステージを作るイメージとして参考にして頂ければと思います。
最後に決めるのはみなさん次第ですので、魅力的なステージを目指してみてください。