前回に引き続き、ボウリングアプリの作成を進めていきます。
とりあえず、ボールをピン目掛けて投げるようにはしていますが、このままだと同じ位置からしか投げることが出来ず、毎回同じ挙動になってしまいます。
と言う事で、ボールの投げる位置を選択できるようにします。
ボールの投げる位置を選択出来るようにする【Unity・ボウリング】
ボールを投げる位置であるThrowPositionの子オブジェクトに、前回作成したボールプレハブを1個配置します。これは、プレイヤーに対してどこから投げるのかを目印として伝える役目になります。
ボールは、ThrowPositionより少し後ろにくるように配置します。重ねてしまうと、実際にピンに向かって飛ばすボールを生成した際に、衝突してしまうためです。Xの値は同じ値にしておきます。
プレイヤーにボールを投げるように促すテキストを作成
画面上部に「クリック!」と表示するテキストを作成しました。
クリックすることで、ボールを投げる事が出来るんだなとプレイヤーを促すことが出来ますね。
必須機能ではないので、必要性を感じない場合は特別作成する必要はありません。
Managerスクリプトを作成
ゲームを管理するマネージャースクリプトを作成しておきます。
現状テキストの表示・非表示を行うだけですが、今後機能が増えた際にはここに記述する事が多いと思います。
保存したら、新規空のオブジェクト「Manager」を作成してスクリプトをアタッチします。
インスペクタから、先ほどのTextオブジェクトを設定しておきましょう。
Throwスクリプトを修正する
前回作成しておいたThrowスクリプトに追記していきます。
ボールを投げたら、テキストの非表示を行うようにし、目印となるボールを左右に自動移動させる機能を追記しました。
ボールが左右の動く範囲に関しては、22行目で値を調整するようにします。
私は「1.0」にしていますが、これはステージのScaleのXを「2」にしているからです。
ステージのサイズによっては、落ちてしまったり、範囲が狭かったりするので、それぞれのステージのサイズに合わせるようにしましょう。