ゲームの土台となるステージを作ったところで、次に的とボールを作成して配置したいと思います。
フリー素材を使っても良かったんですけど、中々思うような素材が見つからなかったのでUnityで的とボールを作りたいと思います。
的とボールを配置した後は、それぞれにPhysicsをアタッチします。
的とボールの作成からPhysicsのアタッチまで
とりあえずCubeを作成して、的のマテリアルを貼り付けることにします。
ヒエラルキーウィンドウで右クリックして「3D Object」→「Cube」を選択。
そのままだととても小さいので、ScaleのXとYをそれぞれ10にします。Zは特に変更する必要はないのでこのままにしておきます。
的の画像をインポートしておき、マテリアルのElementにセットします。
こんな感じになります。これだけでも結構的っぽくなりました。
ちなみに、Terrainの「Width」「Length」「Height」はそれぞれ100に設定しています。
同じような事を「Sphere」で行おうとすると、テクスチャを貼る作業でかなり面倒くさい事になります。スイカの様な模様を表現するのには適しているんですけど、上の画像のような的のテクスチャを貼り付けると全く異なる模様になってしまいます。
という訳なので、今回はCubeにテクスチャを貼り付ける事にしました。
それから、的の配置場所ですが、カメラから見て山の手前の方に配置する必要がありますよ。
的にコライダをアタッチ
この的にボールが当たったことを察知するために、コライダをアタッチします。
的は四角形なので、Box Colliderを使えばOKです。
Cubeを選択した状態で、インスペクターから「Add Component」→「Physics」→「Box Collider」と選択しましょう。
3Dゲームを作成しているので、2D用のPhysicsと間違えないようにしてください。
ボールを作成して配置する
ボールは、Sphereを使って作成します。
ボールはカメラの前方から的に向かって飛ばすので、カメラの前にくるように配置しておきます。
ボールにPhysicsをアタッチする
今作ったボールに、Rigidbodyをアタッチします。物理に従って動かすためですね。
Sphereを選択した状態でAdd Componentから「Physics」→「Rigidbody」を選択します。
的との当たり判定をチェックするために、ボールにもコライダをアタッチします。
先ほどは「Box Collider」でしたが、今回は「Sphere Collider」を使います。
デフォルトの状態でボールに綺麗にフィットするはずです。
一応ボールが重力に従って落下するか実行して確かめてみましょう。
ちゃんと落下するようならOKです。
次回は、ボールを飛ばすスクリプトを作成します。