今回は、ゲームエンジンGodotの特徴について紹介したいと思います。
これからGodotを使ってゲーム開発を行ってみたいと思っている方は、是非参考にしてもらえればと思います。
ゲームエンジン「Godot」の特徴について紹介します。
Godot(ゴトー)とは?
Godot(ゴドー)は、クロスプラットフォームかつオープンソースの2D/3Dゲームエンジンです。
初めて見る方は「ゴドット」等と読んでしまいそうですが(私もそうだった)Godotと書いてゴドーと読みます。
Godotの特徴
ここからはGodotの特徴について見ていきます。
①マルチプラットフォーム対応
開発対象となっているプラットフォームには
- PC
- NintendoSwitch
- PlayStation
- スマホ
- Web
などなどUnity同様に多岐にわたります。
②無料で利用可能
Godotは、「Windows」「MacOS」「Linux」「BSD系OS」「Haiku」 等で動作するオープンソフトゲーム開発エンジンです。
オープンソフトですので、無料で利用することが出来ます。
ただ、現在では寄付用のプラットフォームである「Godot Development Fund」が公開されており、開発資金の調達が行われています。
Godot4.0の安定板開発によって運営費用も増えているようなので、余裕がある方は寄付してくださいって感じですね。
③スペックの低いパソコンでも開発が出来る
ゲーム開発を行うとなるとハイスペックなPCが必要になると思う方が多いと思いますが、そんな悩みを解決してくれるのがGodotなのです。
開発環境の準備もスムーズに行える上に、軽量なソフトウェアなのでいわゆる低スペックPCでも快適にゲーム開発が出来ます。
他のゲームエンジンに触れようとすると、このスペックの壁にぶつかることがよくあるので、Godotの大きな特徴と言えますね。
④2Dゲームの開発に最適
Godotでは2D及び3Dどちらのゲーム開発も行えますが、個人的にはシンプルな設計となっており2Dゲームの開発に最適だと思っています。
特にドット絵を使ってゲームを作りたい場合には、X及びY軸といったピクセル単位のため座標の扱いが初心者にも分かりやすいです。
また、初心者の方が最初のゲーム開発に取り組む場合には、2Dゲームからスタートすることをおすすめします。
3Dゲームになると2Dゲームより圧倒的に複雑になるため、まずは2Dゲームの作り方から学び始めると良いでしょう。
⑤Godot専用の独自言語「GDScript」が強力
Godotの開発言語には「C#」「C++」「GDScript」等ありますが一押しなのがGodotの独自言語である「GDScript」です。
少ないコードでGodotの機能を発揮出来るように設計されており、その文法はPythonに似ています。
ですから、Pythonについて学んだことがある人は馴染みやすいと思います。もちろん似ているというだけで互換性があるわけではありません。
公式のアンケートでもおよそ80%がGDScriptを使用しているので、初心者の方が選択する言語に迷ったら、GDScriptで開発してみることをおすすめします。
まとめ
Godotの特徴について紹介しました。
掘り下げるとまだあると思いますが、ゲーム開発をやってみようと思う際には頭に入れておくと良いと思います。