今回は、Unityのエディター内で直接ウェイポイントを作成することが出来るアセット「Simple Waypoint System」を紹介したいと思います。
【Unity】Simple Waypoint Systemの紹介
お手軽にパスを作成することが出来、付属しているスクリプトをセットするだけで指定したパスを移動してくれます。
直感的にウェイポイントを作成したい方におすすめのアセットです。
デモシーンもたくさん用意されており、各設定においてどのようにキャラクターが動くのかを確認することが出来ます。
バリエーション豊富ですが複雑な設定を行う必要がないので、デモシーンを模倣してお好みの設定にすることが出来るでしょう。
実装
まずは、移動させたいオブジェクトをPlane等シーン上に配置します。
続いて、メニューバーから「Window」→「Simple Waypoint System」→「Waypoint Manager」をクリックします。
ヒエラルキーウィンドウに「Waypoint Manager」というオブジェクトが作成されるので、選択して「Enter Path Name」にTest Path等と入力します。
入力したら「Start Path」をクリックします。
シーンビューでWaypointを作成します。お好みのポイントにカーソルを持っていき「P」キーを押すことで画像のようにWaypointを作成することが出来ます。
続いて、移動させたいオブジェクトに「Spline Move」スクリプトをアタッチします。
Waypoint Managerの子オブジェクトとして「Test Path」が作成されているので、Test Pathを「Path Container」に設定します。
その下にあるOn Startにチェックを入れます。
1度きりではなくループさせたいので「Loop Type」はLoopにして「Close Loop」にチェックを入れておきます。
すると、動画のようにキャラクターがWaypointに従ってループするように移動します。
Reverseにチェックを入れれば、最後に指定したWaypointからスタートしますし、Speedの値を変えればキャラクターのスピードも変更することが出来ます。
その名の通りとてもシンプルに、Waypointを作成することが出来ますし、いじれるパラメータも豊富ですので是非気になる方はチェックしてみてください。
アクションゲームの障害物等を作成する際に便利に使えるんじゃないかと思いますね。