以前、UnityでRPGを簡単に作れる優良アセット「ActionRPGKit」の基本的な使い方について紹介しましたが、まだまだ便利な機能が多すぎるのでこれからもぼちぼち紹介していこうかなと思います。
今回は、ミニマップの作り方についてです。とても簡単且つ本格的なミニマップを作成出来るので、参考にしてもらえればと思います。
ActionRPGKitでミニマップを簡単に作ろう【Unity】
まずは、「Prefabs」→「Player」にあるMinimapをシーンビューにドラッグ&ドロップします。
この時点で、ゲームシーンの右上にミニマップが表示されると思います。
プレイヤー用ポイント(目印)を作ってミニマップに表示させる
プレイヤーそのものをミニマップに表示させることはあまりないので、プレイヤーの分身である目印を作成して表示させるようにします。
簡易的なものだとこのように、Sphereを作って作成出来ますね。キャラクター固有のミニアイコン等がある場合はそちらを利用しても良いでしょう。
今回は、とりあえずSphereで青い目印を作ることにします。
まずは、プレイヤーの子オブジェクトとしてSphereを作成します。
Sphereを選択してLayerを「MinimapOnly」に変更します。これで、このオブジェクトはミニマップにしか表示されなくなります。
マテリアルは、好きなように設定してもらって構いません。私は青にしました。赤でも分かりやすかったんですけど、赤は敵のイメージが強いので青にしています。
コライダは不要なのでチェックを外すか削除しておきます。
ゲームステージもミニマップに表示させる
ステージは、Planeで作成しているんですけどこのままだとプレイヤーの目印しか表示されないので、ステージもミニマップに表示させます。
ステージの場合は、MinimapOnlyにしてしまうとメインカメラに映らなくなりますのでLayerは「Minimap」に変更します。
実行結果
ここまで出来たらゲームを実行してみます。
こんな感じですね。プレイヤーを軸としてミニマップも移動します。
これだけの作業で簡単にミニマップを作れるので、RPGを制作している人におすすめです。