りんごを配置して検知できるようになりましたが、フルーツの種類はたくさんあるのでどのフルーツをキャッチしたのか判別する必要があります。
今回は、キャッチしたフルーツをTag機能を使って判別出来るようにします。
Tagを使ってフルーツの種類を判別しよう
youtubeやtwitterにおけるハッシュタグ等をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
それぞれのフルーツに対してタグを付けることで、種類を判別できます。
りんごだと「apple」、バナナだと「banana」みたいな感じです。
タグを生成する
まずは、ツールバーから「Edit」→「Project Settings」を選択します。
「Tags and Layers」にある「List is Empty」の+ボタンを開きます。
New Tag Nameの欄に「Apple」と入力してSaveをクリックします。
同じようにバナナのタグ「banana」も作成しましょう。
りんごとバナナにタグを設定する
シーンビューに配置していたりんごを選択してインスペクターからTagを「apple」に変更します。
同様にバナナのTagを「banana」にします。
これで、りんごとバナナにタグの設定が出来たので、スクリプトを修正します。
取得したタグに応じた処理を実装する
OnTriggerEnterメソッドを上の画像のように修正しました。
何をしているのかというと、キャッチしたアイテムによってスコアを変えています。
りんごをキャッチした場合は「10点」、バナナだと「20点」という訳です。
タグは「other.gameObject.tag」と書くことで取得できます。
このようにタグを使うことで、処理を変える事が出来るわけです。
ゲームを実行して動作を確認してみましょう。りんごをキャッチしたらコンソールに「10点」、バナナだと「20点」と表示されるはずです。
今回はスコアを表示していますが、キャッチしてはいけないマイナスポイントとなるようなアイテムを使う際にも「Tag」が役に立ちます。
頻繁に使う事が多い機能なので、是非覚えておきましょう。