今回は、Unityで使える3Dオブジェクトを組み合わせて家及び椅子や階段等を作ろうと思います。
モデリングするのが苦手な人や、アセットに頼りたくない人は是非参考にしてもらえればと思います。
Unityの3Dオブジェクトだけで家を作成する
家ぐらいならUnityにある3Dオブジェクトだけである程度再現することが出来ます。
流石に、複雑なオブジェクトを作るにはBlender等のモデリングツールを使う必要があると思いますが、シンプルな形状のものならCubeを変形することで代用出来るものも多いです。
階段を作る
階段を作る前に床を作成していますが、床はシンプルに「Plane」を使っています。
その上に「Cube」を作成してScaleの値を階段の形になるように横長にします。
後は、作成したCubeを複製して階段の形になるようにそれぞれPositionを変更していくだけですね。床や階段の色に関してはお好みで設定してください。
椅子を作る
続いて、家の中には欠かせない椅子を作ります。
椅子の形状は人それぞれ好みが分かれると思いますが、私はこのような学校にありそうなタイプの椅子を作りました。
椅子の土台と腰掛をCubeで作成して、椅子の足と腰掛に繋ぐ部分はCylinderを使って作成しています。
壁を作る
基本的に壁もCubeを薄く変形させることで再現出来ます。ただ、全ての壁を同じようにしてしまうとドアを設置できないのでドアを用意したい壁は少し工夫します。
画像のように壁を3つのオブジェクトに分けます。これでドア用のスペースを確保することが出来ますし、同じマテリアルなのでつなぎ目が目立つこともありません。
横の壁オブジェクトを複製して、ドアの位置に移動させます。マテリアルの位置を変更することでドアのように見せます。
ドアの取っ手にはCupsuleオブジェクトを使っています。デフォルトだと大きいので、サイズを小さくして適当に配置することでよりドアっぽく見せることが出来ます。
屋根を作る
屋根はCubeを使って作成しますが、壁として作成していたオブジェクトを複製して移動させると良いでしょう。
屋根と横壁の隙間部分ですが、壁オブジェクトを複製してサイズを調整した後角度を調整することで隙間部分を綺麗に埋めることが出来ます。
こちらもぱっと見だと1つのオブジェクトのように見えるので、見栄えが悪くなることもないと思います。
ここまで作成できれば、2階フロアや棚等も同様にCubeを使うことで応用できるはずですので、是非オリジナリティ溢れるオブジェクトを作ってみてください。