今回は、Pythonで2Dゲームを制作する際のマップの表示方法についてお話していきます。
C言語やJavaなどで配列について理解しているのであれば、簡単にマップを実装することが出来ると思います。Pythonではリストを使ってマップデータを構築していきます。
マップの表示方法について【Python】
まずは、マップチップを用意する必要があります。
基本的にフリー素材を使う事になると思いますが、ダウンロードすると分かるようにさまざまなチップが1枚の画像ファイルにまとめられているものが多いはずです。
各チップに分割して使用するので、フリーソフトのPL_ImageConstructorなどを使って1枚の画像から使いたいチップを分割したいと思います。
PL_ImageConstructorを使った画像の分割
PL_ImageConstructorを起動したら、分割タブを開いて画像をドラッグ&ドロップします。
「等分」だと単純に分割する数しか指定できませんので、「固定値」に切り替えて横幅と縦幅を自分で指定するようにしましょう。後は「分割画像の作成開始」をクリックすれば完了です。
マップを表示するスクリプトを作成する
二重ループを使う事で、簡単にマップを表示することが出来ます。
マップチップの描画は、表示させたい場所の中心の値を指定しなければなりませんので32×32の場合はxとyにその半分の値を足す事を忘れないようにしてください。
実行すると指定したマップデータ通りに画像が表示されると思います。
このレトロ感溢れるフィールドが凄くいい感じですね。