今回は、Blaze AI Engineを使って敵AIにシューティング機能を実装したいと思います。
【Blaze AI Engine】⑤敵AIにシューティング機能を実装する
過去の記事でパンチやキックを実装しましたが、新たな攻撃パターンとしてシューティングも簡単に実装することが出来るので紹介しておきます。
ただ、簡単とは言いつつもパラメータの値を変更している箇所が非常に多いので、パラメータ値に関してはデモシーン「Cover Shooter」を参考にしてください。
私も、パラメータ値に関してはCover Shooterのシーン上にいるGuardオブジェクトと同じ設定にしています。
コンポーネントの追加
まずは、敵にLine Rendererコンポーネントを追加します。直線を描画することでレーザーに見立てることにしています。Line RendererのインスペクターはデフォルトでOK。
ショットした際のSEを実装したいので、Audio Sourceコンポーネントをアタッチします。AudioClipにお好みのSEを設定してください。
続いて「Shoot」「Going to Cover Behaviour」「Cover Shooter Behaviour」の3つのスクリプトをアタッチします。
Blaze AIのStatesタブを開いて、ATTACK STATEの「Cover Shooter Mode」にチェックを入れます。これは、攻撃モードをシューティングに切り替えるためですね。
そして、先ほどアタッチした2つのスクリプトを設定します。上下でスクリプト名を間違わないように気をつけてください。
Gunには、シューティングを行う装備品等を設定すると良いと思いますが、私の使っている敵モデルには装備品を準備していないのでとりあえず右手を設定します。
後はパラメータ値を変更していくだけですが、変更している箇所がとても多いのでBlaze AI Engineのデモシーン「Cover Shooter」のGuardオブジェクトを見ながら設定するようにしてください。
ゲームを実行するとこのような感じになります。