今回は、Pythonでゲームを制作する際のゲーム画面の遷移について説明します。
Unityでも何でもそうですが、基本的にゲームはタイトル画面から始まり、ゲームプレイ画面に進み、最終的にリザルト画面及びゲームオーバー画面になるのが普通です。
まずは、2つの画面を作って指定したキーボードの入力によってシーンを切り替えるプログラムを作っていきたいと思います。
ゲーム画面の切り替え方法について
これまでは短いスクリプトが多かったのでIDLEを利用してきましたが、ある程度長いプログラムになるとエラーになった時に確認が大変になるのでPyCharmを使うことにします。
これから長めのスクリプトを書くことが増えてくるので、本格的なゲームを作るのであればPyCharmなどの統合開発環境をオススメします。短いプログラムならIDLEでも良いんですけどね、軽いし。
画面を切り替えるスクリプト「scenechange」を作成する
とりあえずタイトル画面とゲームオーバー画面をキーボード入力によって行き来するスクリプトを作りました。
実行するとこんな感じです。
タイトル画面でスペースキーを入力すると、ゲームオーバー画面に変わり、ゲームオーバー画面で「b」キーを入力するとタイトル画面に戻ります。
それぞれの画面にシーンの番号を割り当てて、キーボードの入力によって値を変えるようにしています。画面の数に合わせてシーン番号も増やせばいいと思います。