前回、プッシャーゲームの土台となるステージを作りました。
このままだと、ただのオブジェと化してしまうのでスクリプトをアタッチしてプッシャーを動かせるようにしましょう。
プッシャーを制御するスクリプトを作成する
まずは、新規スクリプトを「Pusher」という名前で作成します。
過去の記事でも頻繁に取り扱ってるSin関数を使いましょう。
ピンポンのような行ったり来たりの処理と言われたらSin関数と覚えておきましょう。
Time.timeもセットですね。「Time.deltaTime」と間違わないように気を付けましょう。
スクリプトを保存したらPusherオブジェクトにアタッチ。
パブリックで宣言したスピードに値を入力してプッシャーの速度を調整します。
こちらは、speedを「2」に設定した場合の挙動です。色々な値を入れてみましたが私としては「2」ぐらいが丁度いいかな~という印象を受けました。
ちなみに、これは「Time.time」を「Time.deltaTime」に変更した場合の挙動です。
スタートしてから戻る事のない経過時間を取得するTime.timeとは違い、ぶるぶるとその場でかすかに振動するだけになります。
最後に、プッシャーに対してRigidbodyをアタッチしておきましょう。プッシャー自体に重力は必要ないので「Use Gravity」のチェックを外し「is Kinematic」をONにすれば設定完了です。
次回は、プッシャーの対象となるメダルを作る所からお届けします。