無料でブログを始めてみようと思いWordPressに関して調べてみると「レンタルサーバー」や「独自ドメイン」等と言うキーワードをみかけると思います。
基本的に、これらはお金を掛けないと使用できないわけですが、一応無料で使用できるサービスもあります。今回はその中でも「レンタルサーバー」に関する話をしたいと思います。
無料レンタルサーバーって最近ちらほら見かけますが、無料ということはそれなりとデメリットがあることも理解しておく必要があるのです。
ブログで無料レンタルサーバーを使用する際のデメリット
今回は、ブログを使って収益化を目指したい人など、本格的にブログを運営する人を対象にした内容となります。
とりあえず、試験的にブログがどういったものなのかを体験するぐらいの気持ちなら、はてなブログなどの無料ブログサービスから始めても良いと思っています。
デメリット①:WordPressに対応していない場合がある
収益化を目的にブログを本格的に始めるとなると、一定数の方が自由度の高いCMSであるWordPressを利用することになると思います。
大抵の有料レンタルサーバーの場合は、WordPressを簡単インストールできる機能が付いているんですが、無料レンタルサーバーだとWordPressが使用できない可能性があります。
デメリット②:利用サーバーの広告表示
収益化するためには、グーグルアドセンスやASPの広告を自分でブログ内に貼る必要がありますが、それら以外にも利用しているサーバーの広告などが自動的に表示されてしまいます。
まぁ無料で利用させてもらう以上仕方のない事ではあると思いますが、サイトのデザインにも影響しますし、広告の種類によってはユーザーに影響を及ぼすかもしれません。
最近では、パソコンからのアクセスなら広告が表示されないが、スマホやタブレットからのアクセスだと広告が表示されるような条件もありますが、スマホからアクセスするユーザーって運営しているブログのジャンルにもよりますが非常に多いですからね。
デメリット③:サーバーの安定性がイマイチ
無料レンタルサーバーは、有料サーバーに比べるとサーバーが不安定です。下手したらある日使用していたサーバーの会社自体が無くなっていたなんて事もあり得ます。
どうしても利用するのであれば、個人が運営しているようなサーバーではなく、割と名が知れられている会社のサーバーを利用することが大前提ですが、それでも利用できる容量が少ない事が多くサーバーの安定性に欠けてしまいます。
また、サイトの表示速度はグーグルが重要視する指標の1つですので、本格的なサイト構築を目指すのであれば、やはり高速表示に対応しているサーバーを選ぶべきでしょう。
基本的に、無料レンタルサーバーは高速表示に対応していないので検索表示で上位進出を目指そうと思うとかなり茨の道になると思います。
もし、ある程度のPV数を確保できるようになっても、利用しているサーバーによってはアクセス制限を掛けられる場合があるので、本格的な運営には向いていない事が分かります。
デメリット④:突然サービス終了となる事もある
いつものように記事の更新を始めようと思ったら、サービスが終了していたなんて事も無きにしも非ずなのが無料サービスの宿命です。
無料でサービスを提供しているということは、当然それなりに有料サービスとの収益の差が生まれるわけですので、常にサービス終了という大きなリスクを頭に入れておかなければなりません。
これは、ブログを運営する上で精神的にも良くないですし、仮にサービス終了となった場合で独自ドメインを適用していなかったら、失うものが多いです。
このような大きなリスクを回避するためにも、やはり無料サーバーの使用は控えた方が良いですね。
デメリット⑤:サーバーによっては商用利用出来ない場合がある
収益化が目的なのに、商用利用出ないようでは元も子もありません。
初心者の方がブログで収益化を目指す場合、基本的にアフィリエイト広告を貼ることになると思います。しかし、商用利用が認められていない場合は、アフィリエイト広告を貼る事が出来ませんので、当然収益が発生することはありません。
一応無料サーバーの中でも、商用利用できるサービスもありますが、いつ規約が変更されるかも分かりませんし、先ほど説明した通りサービスが終了してしまったらどうしようもありません。
デメリット⑥:サポートが充実していない
サポートが充実していなかったり、そもそもサポート窓口自体が無い事も結構多いです。
ブログを管理していく上で何かトラブルが発生した場合、初心者だと解決するまでに苦労することでしょう。大抵の事を自力で解決する必要があるので、無料サーバーでブログを使いこなす人ってある意味上級者でないと難しいです。
そもそも、利用している人もそこまで多くないのでネットで対処法を検索しても情報量が少なく、いわゆる詰みの状態になってしまうこともあるでしょう。
一方有料レンタルサーバーの場合は、「電話」「チャット」「メール」等サポートが手厚い所が多く、ほとんどの事は解決できるので、サポートに不安がある場合はやはり大手有料レンタルサーバーを利用したほうが良いと思います。
おすすめの有料レンタルサーバー
やはりデメリット一覧をチェックすると分かる通り本格的な運営を目指す場合は、長い目で見た時に支障があることが分かりますね。
今は月々1000円程度で充実したハイスペックなレンタルサーバーを使用することが出来るので、あらゆるリスクを抱えるくらいなら、最初から有料レンタルサーバーを使用したほうが良いですよ。
ちなみに、私はXサーバーのX10プランを2年以上利用していますが、とても快適ですね。
まとめ
やはり「無料」という言葉の裏には何かしらのからくりがあるわけです。
消されても良いような趣味感覚でブログを始める場合は全然問題ありませんが、アフィリエイトなどで収益化を目指したい場合は、まず有料サーバーを選ぶことになるはずです。
有料レンタルサーバーを利用する場合でも、無料お試し期間が設けられているところが多いので、まずはハイスペックサーバーがどんなものかを体験することから始めると良いでしょう。